こんにちわ、まさやんです。
人間関係・・、嫌ですね。
本当に私も苦手です。
特に職場で、
感情をモロにぶつけてくる人がいますが
そういう人間は苦手ですね。
感情を持たないAI搭載のアンドロイド
に囲まれて仕事をするなら、
どれだけ癒されるか、
どれだけ楽しく仕事できるだろう、
と考えることもあります。
交わす言葉は理路整然としており、
いつも笑顔を絶やさない。
最高です。
でも、現実はというと・・・、
ブスッとした仏頂面で出勤し、
挨拶はあさっての方向を見ながら、
目も合わさず。
ミスを指摘するときは
金切り声で怒鳴り散らし、
周囲に聞こえても
一向に構わず。
悶々とした気持ちをもちながら
仕事をする日々。
人間関係を考えるだけでも
ため息しか出てきません。
今回は
そんな人間関係がこじれる前に
うまく乗り越える方法をお伝えします。
それでは、どうぞ。
■嫌われたら、ムリにリカバリーしようとしない
いったん嫌われたら、よほどのことがない限り、
あなたは嫌われたままである。
それを修復するテクニックが
ないわけではないのだが、
だからといって、その技術は
普通の人が出来るようなものではない。
人間関係では、
嫌われないようにするのが大切なのであり、
いったん嫌われてしまったら、
もうどうしようもないと諦めたほうがいいのだ。
京都大学の吉川 肇子さん
(現在は慶応義塾大学准教授)
が行った実験によると、
いったん悪い印象を持たれると、
その後でリカバリーがなされたとしても、
悪印象は変わりにくかったという。
私たちは、いったん自分が下した印象は、
おいそれと変えない傾向がある。
たとえば、「財布を盗んだイヤな男」という
印象を持たれたとしたら、
その後になって、
「あいつにはお金を必要とする
十分な理由があったのだ」
と聞かされたとしても、
基本的に最初の印象は変わらないのである。
私たちは、いったん嫌いになった人は
ずっと嫌いなままなのだ。
もしみなさんが誰かに
嫌われてしまったのだとしたら、
小手先の親切で
仲直りしようとするよりは
もはや彼との関係は諦めて、
新しい友達を1人でも2人でも
増やすようにしたほうが、
現実的には意味があるし、
そちらのほうがずっと容易である。
マイナスの評価をプラスにひっくり返すのは、
なかなかできるものではない。
それよりも
あなたに対して、まっさらな状態でいる初対面の人に
好かれるほうが、はるかに簡単である。
たとえば、あなたが
社内の人たちみんなから総スカンを
くらったとしよう。
こんな場合、あれこれと
修復の手間をかけるよりは、
その会社をスッパリと辞めてしまい、
新しい職場で「人たらし」になるように
努力したほうがずっといい。
前の職場で失敗したことを反省し、
次からはしないようにすればいいのだ。
子供が何らかの理由によって、
学校でイジメられてしまったら、
最善の方法は、誰も知らないところに
転校してしまうことだと筆者は思う。
そうすれば、一から、
自分の印象を作り直すことが出来るからだ。
「それは問題から逃げているだけで、
何の解決にもなっていないんだ!」
という学校の先生や専門家も
いらっしゃるだろうが、
筆者はそうは思わない。
中途半端に作りかけのプラモデルを
何とか完成させようとするより、
新品のものを一からきちんと作り始めた方が
結果としては、上手にできるものである。
どんな理由であれ、いったん嫌われた相手に
何とか好かれようとしなくていい。
余計なことをしようとすると、
かえって溝は深まるばかりなので、
むしろ適度な距離をとりながら、
仕事で必要な事務的な連絡だけは
欠かさずにするとか、
かなりの時間が経過してから、
挨拶だけはきちんとするくらいで十分である。
自分を嫌いな人は
嫌いなままで結構、
もっと別のところで
人脈を増やせばいいではないか、
というくらいの気持ちでいたほうが、
精神的にプレッシャーを感じることもない。
サンディエゴ州立大学の
スティーブ・ロビンズ教授は
「上司とどうしてもソリが合わなかったら、
上司を替えよ。すなわち、新しい職場に移ったほうがいい。」
と、とても参考になるアドバイスをしている。
嫌いな相手と何と付き合おうとする
心がけは殊勝であるが、
どうしてもムリなものは、
やはりムリなのだ。
人間関係は、
「がんばれば何とかなる」
というものでもないのである。
以上です。
「人間関係は
嫌われないようにするのが大切なのであり・・。」
という箇所がヤですね~。
こちらは何もしないのに
勝手に嫌ってくる人もいます。
まあ、世の中は思い通りには
なかなかいかないものですが・・。
それでは、また次回。
引用先
著書名:「人たらし」のブラック心理術
著者:内藤 誼人
出版元:だいわ文庫
より一部抜粋