こんにちわ、まさやんです。
心理学はもうマーケティングを
やっている方なら必須ですよね。
今回は「人たらし」に絞って、
心理学をベースにした
好印象を持たれる方法を
ご紹介するわけですが・・。
「何?いきなりタイトルの”人たらし”って。」
と思われた方もいるかと思います。
著者が本の「はじめに」で、
これについて説明をしています。
ちょこっとご紹介。
”考えてみると、人たらしな行為は、
大なり小なり、誰でもやっているのである。
読者の皆さんは、上司をおだてたり、
お世辞を言ってあげたり、
取引先担当者のつまらない世間話に
付き合ってあげたり、
部下にウソをついたりして
いるのではないだろうか。
そう、こういうことは、
大人なら誰でもやっている。
~中略~
本書のタイトルには「ブラック心理術」という
言葉が使ってあるが、
決して悪いことではないと、
あらかじめ念を押しておきたい。
人間関係を円滑にしようと思ったら、
「人たらし」になるのは、あたりまえのことなのだ。
人たらしが上手にできる様になると、
読者の皆さんには、はっきりと目に見える形で
利益を享受できるようになる。
その一つが、他人に好かれることだ。”
結局、他人に好かれるには
心理学を使ったある程度のテクニックも
必要ですよ、
日常使えるテクニックを
いろいろお教えしますね、
と、いうことです。
それでは、どうぞ。
会う人すべてに100%好印象を抱かせる方法
■発言の終わりには、必ず「イ」をつける気持ちでしゃべる
筆者は中学時代
剣道部に所属していたのだが、
同じ剣道部に、
誰からも好かれている男がいた。
クラスメートはおろか、後輩にも、
先輩にも、先生からもかわいがられているのだ。
なぜ、好かれたかというと、
その男は、いつでもニコニコしていたのだ。
にこやかに微笑む人は、
それだけで「人たらし」になることができる。
なぜなら、私たちは笑っている人の顔を見るのが
大好きだからである。
私たちは、微笑む人の顔を見ると、
自分も楽しくなってくる。
笑顔は、「感染効果」があるのである。
だからこそ、
どんなときでも
笑顔を絶やさないようにするのが
ポイントだ。
では、魅力的に見える
微笑みの作り方を教えよう。
簡単に出来るのは、
必ず言葉の最後には、
無言の「イ」をつけて話すようにすればいい、
というテクニックである。
言葉の最後を「イ」の口元でしめるようにすると、
白い歯がのぞく美しい笑顔が出来上がる。
これは誰でもそうなるのである。
したがって、こうやって話すようなクセをつければ
「あの人は笑顔の素敵な人」という印象を
強めることができるだろう。
「また。ぜひ一緒に仕事をしましょう(イ)」
「本当にありがとうございました(イ)」
「おはようございます(イ)」
「やっと雨があがりましたね(イ)」
「データーの入力は、本日中でよろしいですか?(イ)」
とにかく、どんな会話をするときにも、
最後に「イ」という言葉を言うような感じにすると、
とても気持ちのいい笑顔で
相手に接することができるのである。
このテクニックは、
自分で気をつけようと思えば、
いくらでもできる。
しかし、効果は驚くほど
高いのだ。
某ファスト・フード店には、
2万5000にも及ぶマニュアルがあるというが、
その中で最も重要視されているのが、
「スマイル」であるという。
お客は、笑った店員の顔を見るのが好きだ。
だからこそ、店員のスマイルに関しては、
厳しくマニュアル化されているのである。
「スマイル効果」が売り上げを伸ばすという話は
事実なのであり、
だからこそ、店員はスマイルを
徹底的に叩き込まれるわけだ。
人を気持ちよくさせたいなら、
微笑んでいればいい。
しかも、難しいスマイル訓練などをしなくても、
言葉の末尾に「イ」とつけていれば、
十分に魅力的な笑顔が作れるのだ。
しっかりと訓練して、
最高の笑顔を見せられるようにしよう。
以上です。
スマイルの威力って
結構あるんですね・・。
びっくりしました。
それでは、また次回。
引用先
著書名:「人たらし」のブラック心理術
著者:内藤 誼人
出版元:だいわ文庫
より一部抜粋