人の立場に身を置く。

こんにちわ まさやんです。

人生に役立つかもしれない知識を
書籍からちょこっと拝借して、
備忘録代わりにブログを書いています。

 

今日は体調が今ひとつ。
なかなか体のダルさがとれないなあ・・。

そんなにアルコールも取ってないのに。

おっさんだから、と言うと
元も子もないわけで。

 

よく人の立場に身を置いて考えてみよう、
と簡単に言うけれど、

世代や性別、立場などが違うと
自分と身を置き変えにくい・・・のかな。

そんな訳で
人を動かしたいと思っている方へ、
3つめの原則です。

それではそうぞ。

 

”もちろん、自分の好きなものには
興味を持つ。

生涯持ち続けるだろう。

しかし、自分以外には
だれも、そんなものには
興味を持ってくれない。

だれも彼も
われわれ同様、

自分のことでいっぱいなのだ。

 

だから、人を動かす唯一の方法は
その人の好むものを問題にし、
それを手に入れる方法を教えてやることだ。

これを忘れては、
人を動かすことはおぼつかない。

たとえば、自分の息子に
煙草を吸わせたくないと思えば、
説教はいけない。

自分の希望を述べることもいけない。

煙草を吸うものは
野球の選手になりたくてもなれず

百メートル競走に勝ちたくても
勝てないということを説明してやるのだ。

この方法を心得ていると、
子供でも、子牛でも、
またチンパンジーでも、

意のままに動かすことが出来る。

 

米国の心理学者オーヴァーストリート教授の名著
「人間の行為を支配する力」に次のような言葉が
ある。

「人間の行動は、心の中の欲求から生まれる・・・、
だから、人を動かす最善の法は、まず、

相手の心の中に強い欲求を起こさせる
ことである。

商売においても、家庭、学校においても、
あるいは政治においても、

人を動かそうとするものは、
このことを良く覚えておく必要がある。

これをやれる人は、
万人の支持を得ることに成功し、

やれない人は、
一人の支持者を得ることにも失敗する。」

 

鉄鋼王アンドルー・カーネギーも、
もとはスコットランド生まれの貧乏人に
すぎなかった。

初めは1時間2セントの給金しか
もらえなかったが、

ついには各方面への寄付金が
3億6500万ドルに達するまでになった。

彼は、若いころすでに、
人を動かすには、

相手の望むものことを考えて
話すよりほかに方法はないと
悟っていた。

学校へは四年間しか行かなかったが、
人を扱う方法は知っていたのである。”

 

人を説得して何かやらせようと思えば、
口を開く前に、まず自分に尋ねてみることだ。

「どうすれば、そうしたくなる気持ちを
相手に起こさせることができるのか?」

これをやれば、自分勝手な無駄口を
相手に聞かせずにすむはずだ。”

 

今回は以上です。
続きは次回。

それでは。

 

引用先:
著書名「人を動かす」
著者:デール・カーネギー、
翻訳:山口 博
出版元:創元社

PART1 人を動かす三原則
人の立場に身を置く
より一部抜粋