こんにちわ、まさやんです。
信頼されるための会話術、
第三弾です。
今回は「信頼して任せる」です。
アルバイトの方々が
自分たちを信頼して
くれるにはどうすれば・・
それではどうぞ。
信頼して任せる
信頼とは、
相手を信じて頼ることです。
飲食店では、相手を信じて、
仕事を任せることで信頼関係が
深まることがあります。
しかし、アルバイトに仕事を任せることが出来ない
店長や社員は少なくありません。
そのため、
店員や社員の負担が
増えているにもかかわらずです。
お互いに相手を信じて頼る、
頼られる関係になれば、
互いに相手の話を
よく聞くようになるはずです。
そして、信頼できる相手には、
仕事を任せられるようになります。
店員や社員は、
まずアルバイトとの間に、
信頼関係を築くことから始めましょう。
店長や社員がアルバイトと信頼関係を
構築するために重要なのは、
「自分から挨拶する」
「本音で話す」
「約束を守る」
「期待に応える」
「間違ったら謝る」
の5つだと考えています。
まず、「自分から挨拶する」ですが、
これは人付き合いの基本です。
職場で顔合わせたら、
自分から挨拶するようにします。
挨拶するということは、
相手のことを仲間だと認めていることを示します。
働き始めたばかりのアルバイトでも、
店長や社員から挨拶されたら、
自分の存在を覚えてくれたことを
うれしく思うはずです。
自分のことを知っていてくれる、
仲間だと思っている。
こうした気持ちは、
信頼関係の根っこにあるものです。
「本音で話す」ことも信頼を得るには
とても大切です。
この人は本音を隠しているなと感じたら、
相手のことを信頼できません。
ですから、アルバイトに信頼されるのは、
まず店長や社員が自分から心を裸にして
本音で語らなければなりません。
そうすれば、きっと相手も
本音でぶつかってくれます。
深い信頼関係は、
本音ベースでのぶつかり合いの中からしか
生まれません。
そして「約束を守る」ことです。
当たり前と思われるかもしれませんが、
アルバイトとの関係では、
店長や社員が約束を守っていない
場合があるのではないでしょうか。
飲み会をしようと社員とアルバイトが
約束したとしましょう。
それを社員が疲れているから、
あるいは手持ちのお金が少ないから
といった理由で約束を破ってはいけません。
こんな理由で約束をなかったことに出来るのは、
アルバイトとの約束を軽く考えているからです。
これでは信頼されません。
飲み会をやると言ったら
よっぽどのことがないかぎり
実行するのです。
約束をし,それを守るという繰り返しの中から、
アルバイトとの信頼関係は生まれるのです。
「期待に応える」も重要です。
店長と社員は、アルバイトを教育し、
支持する立場にあります。
また飲食店の経験が豊富で、
仕事が出来る憧れの存在でもあります。
そうしたアルバイトの視線を意識して、
常に期待を裏切らない、
仕事ぶりや言動を心がけることが求められます。
アルバイトの期待に応え続けることで
店長と社員に対する信頼は強固になるはずです。
最後に「間違ったら謝る」です。
アルバイトを指導する立場である店長や
社員の中には、何かミスをしても、
アルバイトの手前、謝るのを嫌がる人が
少なくありません。
しかし、ミスはミスです。
自分に責任があるのであれば、
店長や社員であっても、
誠実に謝るべきです。
自分のミスを認めて、
心から謝ることは決して
恥ずかしいことではありません。
むしろ好ましい人物として、
信頼されることにつながります。
これら5つを忘れずに、
信頼関係を築ければ、
アルバイトに仕事を
任せられるようになるはずです。
以上です。
アルバイトの箇所を
「あなた」に変えてみると
しみじみ心に感じます・・。
D.カーネギーも著書「人を動かす」
で述べてますが、
相手の立場になって物事を考えて行動すると、
相手が自然に行動する。
自分のことを
よく理解してくれている人が困っていると、
自然に手を差し伸べたくなりますよね。
それかな。
それでは、また次回。
次回はこのシリーズ
「話を聞かないアルバイト、
うまく話せない店長」
最終話です。
引用先:
著書名:話を聞かないアルバイト、うまく話せない店長
信頼されるための会話術
著者:アンドワークス 加藤雅彦 武笠 彰範
出版元:日経BP社
より一部抜粋