話を聞かないアルバイト、うまく話せない店長。信頼されるための会話術。其の四。

こんにちわ、まさやんです。

信頼をされるための会話シリーズ
最後の章です。

 

始めてあったバイトに信頼されるための
会話なんてあるんかいな、

と思っていたけど、

いざこの本を参考にしてみると
結構人間臭い方法が多かったり、
なるほどと思う部分があります。

 

 

それでは、どうぞ。

 

 


目標を設定する

マラソンは42.195キロメートル先に
ゴールがあります。

スタートした直後は、
ゴールははるか彼方にあるかの思えます。

それでも走る続けることで
確実にゴールに近づいています。

遠くても頑張ればゴールに到達できると
分かっているから走り続けることが出来るのです。

 

また100メートル走は、
100メートル先にゴールがあると
分かっているから

最初から全力で
ダッシュできます。

ゴールがどこにあるか分からなければ、
ダッシュすることはできないでしょう。

 

ゴールとは、
目標と言い換えることが出来ます。

 

マラソンや100メートル走の例から分かるように、
飲食店では、店長や社員がアルバイトに対して
適切な目標を設定することで、

彼らの頑張りを
引き出すことができるわけです。

 

逆に目標が設定されないと、
アルバイトは何をどれだけ
頑張ればいいのか分かりません。

 

また、努力して目標に到達したときの
達成感を得ることも出来ません。

これではもったいないと思います。

目標を設定するといっても
難しいことはありません。

まず少し努力すれば達成できる
目標を設定することから始めましょう。

 

数値目標も向上心を引き出すのに
効果的です。

 

例えば

「締めの作業時間を15分短縮する」とか
「テーブルセッティングを必ず2分以内に終わらせる」
というように、

具体的な作業に時間や回数などの
数値目標を設定するのです。

分かりやすくて、少し努力すれば
手が届きそうな数値目標があることで、

スタッフは数値目標以内に仕事を
済ませようと作業に集中します。

 

達成したら、数値目標を少しづつ
上げることで、向上心を維持できます。

すぐに達成できる数値目標を設定するのに
慣れてきたら、今度は、3ヵ月後、半年後を見据えた、
レベルの高い数値目標を設定してみましょう。

その後、高い数値目標に近づくために、
何が必要か考えて、それを習得するための
目先の目標を設定するのです。

 

こうした目先の目標を積み重ねることで、
より高い目標に近づく。

このプロセスを店長とアルバイトが、
あるいは社員とアルバイトが繰り返すことで、

共に努力する仲間としての信頼が生まれ、
話を聞いてくれるようになるのです。

 


以上です。

 

いかがでしたでしょうか。

信頼されるための会話術。

信頼される店長や社員に共通する6つのポイント。
全部4つ紹介しました。

この他にもあと二つ残されています。
さらに具体的な会話方法まで本には
掲載されています。

興味ある方はご一読を。

 

それでは、また。

 

 

引用先:
著書名:話を聞かないアルバイト、うまく話せない店長
信頼されるための会話術

著者:アンドワークス 加藤雅彦 武笠 彰範
出版元:日経BP社

より一部抜粋