話を聞かないアルバイト、うまく話せない店長。信頼されるための会話術。其の壱。

こんにちわ、まさやんです。

人生に役立つかもしれない知識を
書籍からちょこっと拝借して、
備忘録代わりにブログを書いています。

 

 

これから紹介する内容は
飲食店向けに書かれているとのことですが、
おそらく他業種でも通用するのでは、と思います。

 

著書は飲食店を中心に現場での人材教育を
日本全国で行っております。

そこで店長や社員からよく聞く悩みが
「最近のアルバイトは話を聞かない」
だそうです。

 

「バイトとコミュニケーションはとれていますか?」
と聞くと、

ほとんどの店長や社員からは
「取れています」です。

 

そんな店長や社員に
逆にこう聞き返すと・・

「言いたいことを伝えることが出来ていますか?」
「伝えるための努力をしていますか?」

との質問には、
答えない人が多いそうです・・・。

 

著者が行った多くの指導や経験から
アルバイトに話を聞いてもらえる店長や社員は
以下の6つの共通点があることがわかりました。

 

それでは、まずその中の1つ「率先垂範」から
行きましょう!

それではどうぞ。

 


店長が率先して行動する姿がアルバイトを変える

店長や社員が自分の店のアルバイトに
話を聞いてもらうためにまずやるべきなのは、
日常の自分を見直すことです。

私も13年前は、飲食店の現場で働く社員でした。

私の経験から自信を持って言えますが、
アルバイトは店長や社員の行動に注意を払って、
よく観察しています。

 

店の休憩室では
「店長はいつも事務所にこもって何をしているんだろう?」
「なんで外に出て私たちと話してくれないんだろう?」
という会話が交わされているのをご存知でしたか。

 

アルバイトとの仕事上の接点を持つ店長と社員が、
仕事に真剣に取り組む姿勢を見せることが大切です。

その姿を見たアルバイトに
「頑張ろう」「私も店長みたいになりたい!」
という気持ちを抱いてもらえないと・・、

話を聞かないアルバイトに育ちます。

 

私が店長だった時代に、
本部への報告書類を作成するために、

月末と月初に多くの時間を費やしたり、

シフト表を作成するために店長室に
こもりっきりになったりしたことがあります。

 

その結果、
アルバイトと言葉を交わす機会が減り、
いつしかアルバイトに響かなくなっていました。

なぜなんだと悩みました。

 

自分に原因があることに気づかずに、
アルバイトに問題があると思い込み、
空回りしていたこともありました。

そのうち、仕事で何をやっても
うまくいかなくなってしまいました。

 

こうした苦い経験から
話を聞かないアルバイトを作らないためには、

まず「率先垂範」が重要だと
理解したのです。

店員と社員は、仕事を通じて、
アルバイトに常に率先垂範している必要があります。

 

あなたは率先垂範できていますか?

 

取引先の担当者が店舗に商品を納品しに来たとき、
店長と社員が率先して挨拶していますか?

お客様全員に必ず挨拶していますか?

営業終了後の作業のとき、
トイレ掃除を自分から進んで「僕がやるよ」と言って、
人が嫌がる仕事を率先してやる姿勢を見せていますか?

 

これらのうち、1つでも
「できていない」「あまり意識していなかった」と
思った場合は率先垂範が不十分です。

 

店長、社員が何事にも
率先して取り組む姿勢を見せること。

 

その姿勢を見せて、
実際に行動することで、

アルバイトから
「ありがとう」と感謝されるはずです。

その「ありがとう」を積み重ねることで、
店長と社員に対する信頼が生まれ、
アルバイトに話を聞く姿勢が定着してきます。

 


 

以上です。

 

確かにバイトちゃんでも
店長や社員が一生懸命挨拶していると

「この人には必ずきちんと挨拶しなきゃ」
「この人は軽い会釈程度でいいのかな。」
「お客様には一人一人きちんと声かけているなあ・・。」

ということが一目で分かるのは
確かだと思います。

 

それではまた、
失礼します。

 

 

引用先:
著書名:話を聞かないアルバイト、うまく話せない店長
信頼されるための会話術

著者:アンドワークス 加藤 雅彦 武笠 彰範
出版元:日経BP社

より一部抜粋