こんにちわ、まさやんです。
人生に役立つかもしれない知識を
書籍からちょこっと拝借して、
備忘録代わりにブログを書いています。
人を動かす秘訣といっても
催眠術を使ったり
心理学を応用したり
銃を突きつけて脅かしたり
様々な方法で
無理やり動かすわけでもなく
自然に相手側から動いてくれる
秘訣があるそうです。
「へ~、そんなものってあるの?」
と思われるかもしれませんが、
手っ取り早くこれやっちゃえばOK!的な
小手先のテクニックではないことは
確かなようです。
それでは、どうぞ。
”人を動かす秘訣は、
この世にただ一つしかない。
この事実に気づいている人は、
はなはだ少ないように思われる。
しかし、人を動かす秘訣は、
まちがいなく、ひとつしかないのである。
すなわち、みずから動きたくなる気持ちを
起こさせること、これが秘訣だ。
重ねて言うが、これ以外に秘訣はない。
もちろん、相手の胸にピストルを突きつけて、
腕時計を差し出したくなる気持ちを
起こさせることは出来る。
従業員を首切りでおどして、
協力させることも出来る、
少なくとも監視の目を向けている間だけは。
鞭やおどしことばで
子供を好きなように動かすことも出来る。
しかし、こういうお粗末な方法には、
常に好ましくないはねかえりがつきものだ。
人を動かすには、
相手の欲しがっているものを与えるのが、
唯一の方法である。
人は何を欲しがっているか?
普通の人間なら、
まず、つぎにあげるようなものを欲しがるだろう。
1、健康と長寿
2、食べ物
3、睡眠
4、金銭及び金銭によって買える物
5、来世の生命
6、性欲の満足
7、子孫の繁栄
8、自己の重要感
このような欲求は、
たいていは満たすことが出来るものだが、
ひとつだけ例外がある。
この欲求は、食物や睡眠の欲求同様に
なかなか根強く、
しかもめったに
満たされることがないものなのだ。
自己の重要感に対する欲求は、
人間を動物から区別している
主たる人間の特性である。
無教育で貧乏な一食料品店員を発奮させ、
前に彼が50セントで買い求めた数冊の法律書を、
荷物の底から取り出して勉強させたのは、
自己の重要感に対する欲求だった。
この店員の名前は、ご存知のリンカーンである。
自己の重要感を満足させる方法は、
ひとそれぞれに違っており、
その方法を聞けば、
その人物がどういう人間であるかが分かる。
自己の重要感を満足させる方法によって
その人間の性格が決まるのである。
専門家の話によると、
現実の世界では自己の重要感を
満たせないので
狂気の世界で
その満足を得ようとして、
実際に精神に異常をきたす人も
あるということだ。
アメリカの病院には、精神病患者が
ほかの病気の患者全部合わせた数よりも
多く収容されている。
精神異常の原因は何か?”
これで以上です。
引用先:
著書名「人を動かす」
著者:デール・カーネギー、
翻訳:山口 博
出版元:創元社
PART1 人を動かす三原則
重要感を持たせる
より一部抜粋
続きは次回です。
楽しみにしていてくださいね。
それでは、また。