億万長者のお金を生み出す26の行動原則。其の15、「情熱よりも市場の求めるものに焦点を合わせろ」、後編。

こんにちわ、まさやんです。

 

え~と、
前回の続きです。

 

情熱はとっても大切だと、
と私は思うのですが・・。

 

とどのつまり、

情・熱・だ・け・で・は、
失敗するよ

ということなのでしょうねえ。

 

じゃあ情熱の他に
何をプラスすればいいのか?

一つの答えが
下記にあります。

 

それでは、どうぞ。

 


嫌な仕事は、
何としても避けて通りたいものだ。

退屈でたまらない作業や
ひどく厄介な仕事、

嫌いな相手のために働くことや
充実感が得られないこと、

役に立つとは思えない
商品を売る仕事などでは、

気力が続かず、
成果も出ない。

 

そんなことをしていたら
貧乏人へ一直線だ。

 

しかし、

市場のニーズにはお構いなしで、
やりたいことしかしない人も、

貧乏街道を歩んでいることに
変わりない。

好きなことしかしないのでは、
望み通りの結果は得られないのが
道理だ。

 

楽しいことだけなどという甘えを排して、
必要とされるべきことをなすべきなのだ。

 

もう一つよく言われることに、
利害ではなく情熱に従って行動せよ、
というのがある。

 

なんと愚かなことか。

 

私も物書きの端くれだが、
尊敬するマーク・トウェインは

「金目当てではない作家はただの間抜けだ」
と述べている。

※この発言はサミュエル・ジョンソン
の誤りだと思われます。

 

この仕事が大好きだから、
報酬などなくてもいいと言う人もいるが、
その考え方には危機感を覚える。

 

ビジネスの世界に携わるならば、
現実に即した考え方をしなければならない。

書くこと自体が目的の作家など
いるだろうか?

お金を払ってくれる読者がいるからこそ、
本を書くのだ。

 

そうでなければ、

人里離れた森の中で
人知れず倒れる木のごとく、
誰の目にもとまらないのではないか。

それで何の意味がある?

 

この際、まずはキーワードを順不同で
あげておく。

情熱、目的、お金、市場、市場のニーズ。

 

これらを情熱、目的、市場、市場のニーズ、
お金の順に並べるのは、極めて非現実的だ。

情熱の赴くまま
目的や使命感に駆られて行動し、

市場やそのニーズを顧みることなく、
富を引き寄せたいと願う。

 

先にも述べたが、ただ富を引き寄せたい
と願うだけでは戦略とは言えない。

 

事業を営むのなら、
あるべき順序は

1、市場
2、市場のニーズ
3、目的
4、情熱
5、お金

なるはずだ。

 

有望な、
なるべく手付かずの市場を発見し、

その市場が求めるもの
(何を必要とし、何にお金を投じるのか)
を見定める。

その市場の中に目的を見出し、
市場の発展のために情熱を傾ける。

その結果、
富を引き寄せられるのだ。

 


 

以上です。

 

やはりきちっと市場を
見つけないといけないわけで

そのここで言う市場とはもちろん
ニッチ市場のことになります。

 

大手がいる市場で
同じ商品で勝負するなら
失敗確実です。

地元で長年やっているお食事処でも
車でそこから5分程度の場所にある

全国チェーンのファミレスと
同じメニューを出すと
上手くいくはずはありません。

 

大手のそばで埋もれている隙間市場、
そこへ狙いを絞って参入するとよいのでは・・。

 

 

それでは、また。

次回は私が好きな
シューティング&レースゲームの話です。

 

 

引用先:
著書名:億万長者のお金を生み出す
26の行動原則
著者:ダン・S・ケネディ
翻訳:小川 忠洋
出版元:ダイレクト出版

より一部抜粋