辞める人が多い職場には共通点があるそうです。「心が折れる職場」より。第2回目

みなさん、
こんにちわ。

前回からの続きですが
「心が折れる職場」・・。

何か嫌な感じがしますね、
実際にあると思うと。

出勤するとき憂鬱になりそう・・。

それではどうぞ。

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”打合せのような飲み会”に潜む罠

 

上司と部下の関係を離れ、
職場というグループではどうでしょう。

皆さんも、ここで一緒に働いている
人たちの顔を思い浮かべてみてください。

「職場を離れたところでも、
仕事のこと、趣味のことなど、
いろいろ話をしてみたい」
と思えるでしょう。


肝心なのは、
飲み会や食事会の回数が
多いか少ないかではなく、

職場の人たちと、
雑談を含め、


仕事の話が気軽にできる、
あるいは仕事以外の話が
できる空気があるか
なのです。

 

メンタル不調を
抱えてしまう人が出てくる職場は、

必要に迫られた「業務連絡」
以外の話をしにくい傾向が
大変に強く

場合によっては、
「仕事の話すら、
気軽にはしにくい」
という状況だってあります。

 

 

そのような雰囲気に
なってしまっている職場では、

たとえ飲み会があったとしても
「打合せのような雰囲気」に
なりがちです。

もちろん、社員同士が
プライベートなことについて
話すことはありません。

冷めていたり、
無関心が充満していたり、

あるいは心に余裕がなく、
メンバーがとげとげしく
なっていたりします。

 

互いに忙しく仕事をしている中、
わざわざ雑談の時間を設ける必要はありません。

「雑談をしやすい」雰囲気が
ふだんからあれば、

例えば、エレベーターの中、
トイレで手を洗っているときなど、

ふとしたタイミングで
何かしら社員同士が
言葉を交わしていきます。

 

こうした雑談や
プライベートを話せる
雰囲気があると、

なぜ不調者が
出にくくなるのか。

 

それはトラブルなど、いざというときに、
助けを求めることができるという
安心感につながるからです。

 

仕事上でのトラブルなど、
何かしらネガティブな事案が発生したときに、

社内では口に出しにくいことも
周りに愚痴ったり、相談したりできれば、

メンバーには「周囲に頼れる人がいる」
という意識が生まれます。

どんなことでも、受け止めてくれる
職場の包容力があれば、

ある程度のつらいことは
乗り越えられるものです。

~一部省略~

多くのメンタル不調を抱える方は、
仕事にしろ、人間関係にしろ、

いろいろなものを
「一人で背負い込む」ことによって
状態を悪化させていきます。

「誰も自分を見てくれない、
助けてくれない」という意識が
原因になるケースが多いのです。

 

 


 

以上です。

 

職場で孤独感を味わった場合、

もちろんその人自身にも原因が
あるのかもしれないけれど、

職場の在り方そのものが
孤独にさせている場合もある
ということですね。

う~ん、
簡単に結論はでませんねえ・・。

 

 

以下の書籍より一部抜粋

参考図書
著書:「心が折れる職場」
著者:「見波 利幸」
出版元:「日経プレミアシリーズ」