失われた「売り上げ」を探せ!商売繁盛の大冒険。其の五。

こんにちわ、まさやんです。

前回からの続きですが、
人がワクワクするという
概念が難しいですね・・。

人工的にワクワクを起こせるのか、
と考えてしまったり・・。

 

 

それではどうぞ。

 


いざ、売り上げアップの冒険へ

 

おまけに人はひとところにとどまることが
大嫌いです。

一度”ワクワク”を得る手段を手に入れたとしても、
その同じ状態がずっと続くとムズムズしてきます。

そしてまた新しいものを探しに
行こうとするのです。

人は、いつも冒険に
心引かれているのです。

 

「冒険」という響きを聞くと
ワクワクするでしょう。

現代は冒険の少ない時代ですから、
人々はそれを擬似的に体験するために、

映画館へ足を運んだり、
ドラマを観たり、

マンガを読んだり、
ディズニーランドへ行ったり、

ファイナルファンタジーのような
ロール・プレイングに興じたりする。

 

たとえ一時でも、
たとえささやかでもいいのです。

人は人生に冒険がないと生きていけない
存在なのです。

 

冒険には明確な目標があります。

冒険には変化のある
毎日があります。

冒険には段々とヒーローへと成長する、
成長の醍醐味があります。

冒険には命をかけるギリギリのところで、
信じ合い、助け合う仲間がいます。

冒険には愛とロマンがあります。

 

そして、新しい冒険を知り、
それを生きる時、

人は心からワクワクし、
充実した毎日を送れるのです。

もう一度、
先のマイケルミラーの言葉をここで引用します。

 

「人々がそこに出かけるのは、
事件や冒険に加わることになる。

つまりこれこれの品物を買いに行くのではなく、
ただ単にそこを訪れるためであり、

たまたま買い物をしたとしても、
それは楽しみのためであり、

生活に別の次元を加えてくれる経験に参加するため
ということになる」

 

お客が何が知りたいのか、見えましたか?
その心の声が聞こえましたか?
彼らの気持ちを感じましたか?

 

目に見える行動として、
お客がお店に行くとしても、

何か商品を買うとしても、
真にお客が欲しいものは

「事件や冒険に加わること」であり、
「楽しみ」であり、

「生活に別の次元を加えてくれる経験に参加する」
ことです。

お客は商品が欲しいのではない。
ワクワクする毎日が欲しいのです。

そしてそれこそがお客の
最大最強の動機付けなのです。


 

以上です。

 

ワクワクする毎日を
お客様に送って頂く手助けをすれば・・、

商品が売れるってことですね。

確かに購買は感情メイン、
理屈で納得なので、

ワクワクをさせないと
いけないですよね。

なるほど・・。

 

それでは、また。

次回は最近見ているアニメの話です。

 

 

著書名:失われた「売り上げ」を探せ!商売繁盛の大冒険
著者名:小阪 裕司
出版元:フォレスト出版

より一部抜粋しました。