こんにちわ、まさやんです。
前回のテーマ「不満」の続きですね。
今回は、
「不満をコントロールする方法」です。
それでは、どうぞ。
不満をコントロールする方法
ここでは、他人に対する不満、
自分の現状に対する不満を
コントロールする方法を紹介しましょう。
■「自分は絶対に悪くない」という思いを
捨てれば、他人に対する不満はコントロールできる
不満という感情をコントロールするには、
どうすればよいのでしょう。
まず、他人に対する不満を常に抱え、
イライラしている人は、
「自分は絶対に悪くない」という
思いを捨て、
「自分にも何か悪い点、
至らない点があるのではないか」と、
考えるようにしましょう。
一生懸命考えることで、
前頭前野が活性化し、
イライラする気持ちは
抑えられるはずです。
また、「自分にも悪い点がある」と
気づくことが出来れば、
自分の考え方や行動を見直し、
変えることが可能です。
自分が変われば、
他人の行動の捉え方が変わり、
もしかしたら周囲の人たちの行動や
態度も変わっていくかもしれません。
ただ、やみくもに他人に不満を抱き、
他人を変えようとするより、
よほど、簡単に状況を好転させ、
不満を解消させることが出来ます。
他人に対する不満の裏に、
自分の現状に対する不満が
隠れていることもあります。
本当は
「思い通りに生きられていない自分」
に不満を抱えているのに、
そのイライラを他人にぶつけている・・
というケースは少なくありません。
「自分は絶対に悪くない」という
思いは捨て、
自分を客観的に見つめ直すことで、
不満の「本当の原因」に気づくことが
出来るはずです。
■自分の現状に対する不満は、
「現状の外」にゴールを設定して
行動を変えるチャンス。
自分の現状に対する不満を抱えている人は、
不満を解消しようと考えるのではなく、
ゴール(夢、目標)を設定してください。
ただし、そのゴールは、
誰かの価値観に従ったものではなく、
あくまでも、あなたが本当に
望むものでなければなりません。
「欲しいもの」「やりたいこと」が
見つかったら、
それが自分の心から出てきたものなのか、
他人の言葉や情報に影響されていないか、
慎重に吟味しましょう。
また、ゴールは必ず「現状の外側」に
設定してください。
現状の内側にゴールを設定している限り、
現状維持の未来しかやってこないからです。
「現状」には、
「現在の状況の延長戦上にあるもの」
「現状を変えなければ、起こり得る物」も
含まれます。
例えば、
「5年後に課長になる」
「30年後に、この会社の社長になる」
といったゴールは、
その会社で働いている限り、
たとえ可能性が低くても起こり得るので、
「現状の内側のゴール」
ということになります。
しかし、本を出したこともなく、
農業をしたこともない会社員が
「作家になってミリオンセラーを出したい」
「畑を持ち、自分で作った野菜を
全国に届けたい」と考えれば、
それは「現状の外側のゴール」
といえるでしょう。
ゴールを設定したら、
たとえば、
「自分は作家としてベストセラーを
何冊も出し、多くの読者から感謝され、
充実した日々を送っている」
などと、紙に書いて毎日唱え、
ゴールが達成された様子を、
できるだけリアルにイメージします。
人間の脳には、臨場感が高いものを
現実と思い込み、
そこに自分の意識や行動を
合わせようとする性質があります。
現状の外にゴールを設定すれば、
自然と行動が変わり、
いつしか不満だらけだった状態から
抜け出している自分に気が付くはずです。
以上です。
現状の外に設定するのか・・。
なるほど、楽しみだ。
それでは、また、
次回は私の趣味の話です。
引用先:
著書名:「感情」の解剖図鑑
仕事もプライベートも充実させる心の操り方
著者:苫米地 英人
出版元:誠文堂新光社
ネガティブ感情 「不満」より
より一部抜粋