こんにちわ、まさやんです。
色について学んでいますが、
今回が最後となります。
好きな色と性格について
学んでいきましょう。
それでは、どうぞ。
<赤 red>
一般に最も好まれる色は
赤と青である。
自然のままでも、意図的であっても、
外向性の人々は赤を好み、
内向性の人々は青を好む。
さて、赤を好むタイプにも差異は
見られる。
何よりも赤を好む人は、
関心事に対して内向せず、
敢然と向かっていく。
事業欲も盛んだ。
男性も女性も衝動的で
運動家タイプ。
性的魅力に溢れ、
思ったことは良くも悪くも、
すぐ口をついて出る。
目立つ特徴として、
感情的起伏が激しく、
少しでも苦労の種があると、
他人や世間のせいにする。
生活は刺激的で
いっそう幸福でありたいと願い、
もしそうならなければ、
何もかも間違っていると思いたがる。
よほどの自制が必要である。
赤はまた、
体力、健康、生命力、の色である。
赤を好む人は外向性、
積極性、精力旺盛で衝動的であるといったが、
そうなりたいと思う人たちも赤を好む。
さらに、野心的な性格もあり、
ときどきつっけんどんで無作法な態度を取る。
人をとがめて一方にだけ味方する。
通常は楽天的であって、
単調さには我慢できない。
内省的なところがないだけに、
自分の短所にはいっさい気づいていない。
冷静、客観的になることはむずかしいと
自分でも分かっている。
外見上もの静かに見える人でも、
落ち着いた外見とは裏腹で、
本当は激しい感情や
欲望を包み隠しているのである。
~以下省略~
<マルーン maroon>
マルーン(栗色)を好む人々は、
本心から熱情的。
逆境にいても、心の底から情熱を掻き立てて
向上したいという人々が好む。
このような過酷な人生経験から、
おそらく好ましい寛大な人物に
円熟していったのである。
生活苦で痛めつけられたとしても、
ともかく立派に生き抜くタイプだ。
感情に表に現すこともなく、
豊富な苦楽の経験の持ち主である。
能動的にいつも権威の座を得たいと願っているが、
感情を乱されるような事態に遭遇すると、
強く警戒して柔軟さを失い、
怒ると移り気になってしまう。
自然にうちに、
しかも比較的容易に様々な技能を身に付ける。
生活を愛し、
楽しいことには物惜しみしない。
絶えず気配りし、遊び、笑い、歌い、
表情豊かに他人の心を癒してくれる。
たえず歓待の機会を提供して、
世間の誰もが好意を寄せるようになる。
~以下省略~
<ピーチ Peach or peach pink>
ピーチを好む人は、
上品な人柄で、
橙を好む人と似た行動思考タイプ。
おとなしい実戦派で
人道主義者。
他人の感情をしっかり受け止め、
頼もしく、しかも激励する力を持つ。
が、ときにその優しさがかえって
人の迷惑になることが多い。
自分自身も感情的に自由でありたいと
いつも願い、好きなように行動する。
子供たちの大好きな色であり、
ピーチの魅力は成長や
教育を助成する点である。
<ミントグリーン mint green>
身体と感情を冷やし、
落ち着かせる色である。
ミントグリーンを好む人々は、
思いのまま自分の精神力を駆使して
最高の洞察力を発揮する。
謙虚である。
そのためか、
他人の激しい感情の表明には
大いに困惑する。
自分のゴールを目指して、
ひとり静かに努力する。
自分の生活を少しでも
向上させたいと思っている。
知見を求めてとどまることがない。
意思決定にかかわる二者択一は
見事にやってのける。
美的調和や自然主義の芸術などに
強い興味を持つ。
世の中を少しでも良くしようと願い、
優雅に振舞い、有意義に役立つ自分を
見つけようと努力する。
著書名:色の秘密 最新色学入門
著者名:野村 順一
出版元:文春文庫PLUS
より一部抜粋しました。
以上です。
しかし、
「ミントグリーンが好きっ!」
って人は、
あまり会ったことがない気がする・・。
まあ、それはともかく
不思議な色の世界、
今回で最後ですが、
いかがでしたでしょうか。
それでは、まだ次回。